システム・オブ・ア・ダウン解散説の真相と新譜が出ない理由【2026】

システム・オブ・ア・ダウン解散説の真相と新譜が出ない理由【2026】

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バンドの停滞を理解する上で欠かせないのが、アルメニアにルーツを持つ4人の生い立ちと、個々の課外活動の差異です。System of a Downメンバー経歴を整理すると、全員が移民コミュニティを背景に持ちながらも、現在向いているベクトルが大きく異なることが分かります。

メンバー名 / 担当主なサイドプロジェクト・経歴新譜制作に対する姿勢2026年現在の動向サージ・タンキアン
(Lead Vo / Key)ソロ活動、映画音楽制作、絵画個展、社会活動家、自叙伝執筆平等な発言権と理念の共有を重視。妥協した制作には明確に反対ソロEPの発表や人権啓発活動、限定的なSOAD公演に参加ダロン・マラキアン
(G / Vo)Scars on Broadway(主宰バンド)音楽的イニシアチブを自身が握ることを希望。楽曲のストックは多数所持Scars on Broadwayでの制作とSOADライブでの爆発的ギタープレイシャヴォ・オダジアン
(B)Seven Hours After Violet (S.H.A.V.)、MV監督、実業家常にバンドの融和と新譜制作を最も熱望するバッファー役新バンドS.H.A.V.での本格展開とSOADのステージパフォーマンスジョン・ドルマヤン
(Dr)These Grey Men、コミックブックストア経営「新譜を出さないのは時間の無駄」と歯に衣着せぬ発言を繰り返す屈指の手数を誇るドラミング維持、政治的独自発信の継続

ドラマーのジョン・ドルマヤンとサージ・タンキアンは義理の兄弟(互いの妻が姉妹)でもありますが、政治思想においてはジョンが保守派、サージが筋金入りの進歩派(リベラル)と正反対です。それにもかかわらず、家族としての絆と互いの思想への敬意は保たれており、「政治的対立でバンドが壊れた」という巷の俗説は的外れであることが証明されています。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。