投票当日に慌てないためには、各自治体の選挙管理委員会から配布される審査公報の見方を押さえておくことが近道です。審査公報は各世帯に新聞折込やポスティングで配られるほか、各都道府県の選挙管理委員会ウェブサイトでPDF形式にて即日公開されます。
公報には審査対象となる裁判官の生年月日、学歴、主な職歴のほか、「関与した主要な裁判とその判断」「法曹界における信条や座右の銘」が簡潔にまとめられています。特に「関与した裁判」の欄には、世間の注目を集めた訴訟でどのような意見を書いたかが凝縮されており、数分目を通すだけでも各人のスタンスを立体的に把握可能です。
仕事や家庭の都合で当日に投票所へ行けない場合でも、期日前投票の手順を踏めば問題なく審査に参加できます。総選挙の期日前投票所に足を運べば、衆院選の投票用紙と同時に国民審査の投票用紙が交付されます。期日前投票所内の記載台にも審査公報が据え置かれているため、その場で経歴を再確認しながら一票を投じることができます。