Q1:大正時代の女性は全員が洋服を着ていたのですか?
A1:いいえ、日常的に完全な洋装をしていたのは一部のモダンガール(モガ)や富裕層、特定の職業婦人に限られていました。大正期の庶民女性の9割以上は依然として着物を着ており、着物の下や足元に洋風アイテムを取り入れる「和洋折衷」が主流でした。
Q2:なぜ女学生の袴には「海老茶色」が多かったのですか?
A2:明治後期に華族女学校の制服として制定された海老茶色の袴が、学習院の上品で知的なイメージとともに全国の高等女学校へ波及したためです。当時の女学生は親しみを込めて「海老茶式部(えびちゃしきぶ)」とも呼ばれていました。
Q3:大正時代の代表的な髪型「耳隠し」とはどんなスタイルですか?
A3:横髪にアイロンやパーマで大きなウェーブをつけ、両耳をふわりと隠すように後頭部でまとめたボブ風の髪型です。大正末期から昭和初期にかけて大流行し、竹久夢二の絵画や当時の映画女優のトレードマークとなりました。