料理界やレシピ本において標準規格として扱われる生姜1片のグラム数は「約15g」です。ただし、家庭用計量や調理現場の実勢値としては10g〜15gの範囲内であれば、味のバランスを大きく崩すことはありません。生姜はニンニクのように1房ずつ規則正しく分かれていないため、塊から手で折るか包丁で切り出して計量します。
キッチンスケールを使わずに判断する際の指標が、古くから伝わる「親指大(おやゆびだい)」という表現です。これは成人男性や成人女性の親指の第一関節から付け根付近まで(長さ約3〜4cm、厚さ約1.5〜2cm)の大きさを指します。球体に換算するとピンポン球の約3分の1から半分程度の塊をイメージすると正確に切り出せます。
生姜の皮付近には香り成分である「シネオール」が多く含まれているため、皮を厚く剥きすぎると可食部重量が減るだけでなく、生姜本来の風味も損なわれます。スプーンの縁やアルミホイルを丸めたもので表面の薄皮をこそげ取るように処理すれば、歩留まり約90〜95%を維持したまま下処理を完了できます。