眉毛を押すと痛い原因とは?場所別の見分け方と危険なサインを徹底解説

眉毛を押すと痛い原因とは?場所別の見分け方と危険なサインを徹底解説

眉毛を押すと痛い原因とは?場所別の見分け方と危険なサインを徹底解説について押さえておきたい 注意点を分かりやすく解説いたします。

単なる疲れと放置してしまいがちな症状の中に、医療機関での早期介入が必要な病態が潜んでいます。

1. 前頭洞炎(副鼻腔炎の悪化)
眉毛のすぐ奥には「前頭洞」と呼ばれる頭蓋骨の空洞があります。風邪やアレルギー性鼻炎をきっかけに細菌感染が広がると、前頭洞内部に膿が溜まり、内圧が上昇します。「お辞儀をすると眉の奥にズーンと響く」「眉頭の下を軽くトントンと叩くと飛び上がるほど痛い」という場合は、眼精疲労ではなく耳鼻咽喉科領域の急性前頭洞炎を疑う必要があります。

2. 三叉神経痛と帯状疱疹の初期症状
顔の感覚を脳に伝える三叉神経のうち、第1枝(眼神経)が眉毛周辺を通っています。この神経が血管の圧迫などを受けると、触れた瞬間に針で刺されたような痛みが走ります。また、ピリピリ・チクチクとした痛みに続いて眉周辺に小さな水ぶくれが現れる場合は「帯状疱疹」の可能性があり、放置すると角膜炎や後遺症としての神経痛を残す恐れがあるため迅速な抗ウイルス薬治療が必須です。

3. 眉毛の中にできる「しこり」と粉瘤(アテローム)
「眉毛を押すと、皮膚の下にコリコリとした硬い豆のようなものがある」というケースでは、老廃物が袋状に溜まる良性腫瘍「粉瘤」や、毛穴に細菌が入った「毛嚢炎」が考えられます。無理に押し潰そうとすると袋が破れ、皮下で激しい炎症(感染性粉瘤)を起こして切開排膿が必要になるため、触らずに皮膚科を受診しましょう。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。