開放感あふれるドライブが楽しめる反面、小さな子ども連れのファミリーが最も注意しなければならないのがシートベルトおよびチャイルドシートの着用義務です。
法的な建て前として、道路運送車両法上の「側車付軽二輪」として認可されているモデルには、製造時のシートベルト設置義務が課されていないケースが存在します。そのため、道路交通法上も「座席ベルトが備えられていない座席」として、幼児用補助装置(チャイルドシート)の使用義務が免除される法的な抜け道が存在していました。
しかし、「法律上免除されていること」と「命の安全が確保されていること」は同義ではありません。トゥクトゥクはドアや窓ガラスが存在しないフルオープン構造が主流であり、急カーブや衝突時に乗員が車外へ投げ出されるリスクは乗用車の比ではありません。
そのため、レンタカー事業者や信頼性の高い輸入販売店では、後部座席への3点式・2点式シートベルトの独自標準装備を義務付けています。現在、多くの観光レンタカー店舗では「6歳未満の幼児同乗時はチャイルドシートまたはジュニアシートの着用を必須」とする利用規約を設けており、これらに違反する場合は貸出を拒絶されるケースが標準的です。