実写版『進撃の巨人』酷評の真相とは?失敗の理由とハリウッド版の現在

実写版『進撃の巨人』酷評の真相とは?失敗の理由とハリウッド版の現在

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ネット上の酷評が先行する本作ですが、興行面においては明確な商業的数字を残しています。前編は興行収入32.5億円、後編は16.8億円を記録し、前後編合算で49.3億円(海外興行を含めると50億円超)に到達しました。前編の初週記録は大ヒットスタートを切ったものの、内容への不満がSNSで拡散した結果、後編の興行収入が前編の約半分に落ち込むという、典型的な「口コミによる減衰現象」を経験しました。

【国内外における評価の二面性】

  • 国内ファンの評価:ストーリーの大幅な改変、キャラクターの性格付け、CGと実写の組み合わせに対する批判が圧倒的多数を占めた。
  • 特撮・映画関係者の評価:CG全盛の時代に、巨大なアニマトロニクス(機械仕掛けの造形物)とミニチュア特撮、ボディペイントを駆使した怪獣映画的アプローチは「日本特撮の金字塔」として高く評価された。
  • 海外映画ファンの反応:海外レビューサイト(Rotten TomatoesやIMDb)では賛否が真っ二つに分かれたものの、「ホラーテイストに満ちた巨人の捕食描写」や「樋口監督ならではの怪獣映画的ダイナミズム」はカルト的な支持を獲得。アニメ版の忠実な再現を期待しなかった層からは、異色の怪獣ホラーアクションとして好意的に受け止められました。
池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。