では、医学や科学の観点からはどう見られているのでしょうか。スポーツ科学を専門とする大学教授に話を訊くと、興味深い見解が得られました。「特定の鉱物が血流や神経系に与える影響については、一部の実験室レベルでのデータは存在するものの、それが万人に同じ再現性を持って現れるかというと、現在の科学では証明が難しい」とのことです。
ここで無視できないのが「プラセボ(偽薬)効果」です。「これを着けているから疲れないはずだ」という強い思い込みが、実際に脳や自律神経に好影響を与える現象は医学的にも証明されています。つまり、効果を感じている人が嘘をついているわけではなく、その効果が製品の物理的な作用によるものなのか、それとも心理的な安心感によるものなのかを厳密に区別することは極めて困難なのです。