もしラーメンを食べた後、みぞおちをえぐられるような胃痛や激しい下痢に襲われた場合、どのように対処すればよいのでしょうか。自宅でできる緊急の応急処置をまとめました。
まず有効なのは、「牛乳」または「プレーンヨーグルト」の摂取です。乳製品に含まれるタンパク質(カゼイン)や脂肪分は、胃粘膜の表面に保護膜を作り、アリシンと結合してその刺激性を中和する働きがあります。食後であっても、違和感を覚えた段階ですぐに飲むことで痛みの悪化を抑えられます。
次に、胃薬の選択です。胃酸の分泌を抑える「H2ブロッカー」や、胃粘膜を保護・修復する成分(スクラルファートやテプレノンなど)を含んだ市販薬が適しています。刺激の強い鎮痛薬(ロキソニンやアスピリンなど)は、かえって胃粘膜を荒らすため自己判断での服用は避けてください。
ただし、「激しい痛みが何時間も引かない」「血便や真っ黒な便(タール便)が出た」「息苦しさやめまいで立てない」という場合は、迷わず消化器内科を受診するか、夜間であれば救急相談(#7119)や救急車の要請を検討してください。胃粘膜から激しい出血を起こしていたり、アレルギーによるショック状態に陥っている危険性があります。