多くの女性が比較の目安として引き合いに出すのが「500円硬貨」です。現行の500円硬貨の直径は2.65cmですが、この硬貨サイズを平均値だと思い込んでいると、自身のバストに対して過剰な肥大感を抱く原因となります。
形成外科や美容外科の臨床データおよび日本人の身体計測基準を参照すると、20〜40代の日本人女性における乳輪の平均サイズは、直径でおおむね3.5cm〜4.0cmの範囲内に分布しています。バスト全体の体積(カップ数)が大きければ乳輪の基底部も広がるため、Dカップ以上のバストであれば直径が4.5cm〜5.0cmに達することもプロポーション上ごく自然なバランスです。
上記の数値が示す通り、直径が4cm程度であれば何ら異常ではなく、むしろ成人の統計的中央値に位置しています。「500円玉からはみ出しているから異常だ」という認識は、臨床現場の実態から乖離した認知の偏りに過ぎません。