日常会話で「今年の干支は?」と聞かれると「午(うま)年」と答えるのが一般的ですが、本来の干支は十干(じっかん)と十二支(じゅうにし)を組み合わせた計60通りの周期を指します。
十干とは「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」の10要素、十二支は「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」の12要素です。この2つが順繰りに組み合わさるため、10と12の最小公倍数である60年でちょうど1周します。満60歳を「還暦(暦が還る)」と呼んで祝うのはこのためです。
2026年の「丙午」は、前回の1966年(昭和41年)以来、実に60年ぶりに巡ってきた組み合わせです。古くは江戸時代の迷信に端を発する俗説もありましたが、現代においては「力強い前進力と情熱を持って物事を成し遂げる変革の年」として前向きに捉えられています。