団塊の世代は今何歳?超高齢化社会のリアルと社会保障の危機

団塊の世代は今何歳?超高齢化社会のリアルと社会保障の危機

団塊の世代は今何歳?超高齢化社会のリアルと社会保障の危機について徹底解説いたします。専門家の見解をご覧ください。

2026年という時間軸において、団塊の世代が何歳になったのかを正しく把握することは、日本の現在地を知るうえで欠かせない。この世代は1947年(昭和22年)から1949年(昭和24年)までのわずか3年間に生まれた人々の群れを指す。

具体的に整理してみよう。1947年生まれは今年で79歳、1948年生まれは78歳、1949年生まれは77歳を迎える。人口統計学のデータが示す通り、この3年間で生まれた出生数は合計約806万人にものぼる。同世代が通過する年齢層には常に強烈な人口の「山」が生じ、日本の経済やインフラ設計を幾度となく塗り替えてきた。

国立社会保障・人口問題研究所の最新推計によれば、この巨大な人口グループがすべて75歳を超えたことで、我が国の高齢者人口割合は過去最高水準を更新し続けている。単なる「数字の増減」ではない。75歳というラインを超えると、慢性疾患の重複や要介護認定率が跳ね上がる。厚生労働省が公表する各種統計でも、70代後半への突入が医療機関へのアクセス回数や介護サービスの利用件数を加速度的に押し上げている実態が克明に浮き彫りとなっている。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。