「月曜から金曜までは大手IT企業の広報、週末はステージの上。これが私の日常です」
都内のIT企業に勤めるAさん(26歳)は、笑顔でそう語る。彼女が所属するのは、都内のライブハウスを中心に活動するセルフプロデュースグループだ。昼の給料で生活費と家賃を賄い、夜と週末の活動で「第二の収入」を得ている。
気になる給料の実態だが、彼女たちの主な収入源はライブの動員手当だけではない。最大の収益柱は、ライブ後に行われる特典会での「チェキ撮影」だ。1枚1,500円〜2,000円ほどで販売されるチェキの売上から、30%〜50%程度が本人にインセンティブとして還元される。ファンとのわずか数十秒の会話と1枚の写真が、ダイレクトに収益へ変わる仕組みだ。
人気グループや精力的に活動する個人であれば、副業としての月収が10万円〜30万円を超えるケースも珍しくない。会社員の固定給に加え、個人の頑張りが即座に反映されるこの収益スキームは、経済的自立と夢の追求を両立させたい現代女性にとって極めて合理的な選択肢となっている。