新幹線の車内で吸えない以上、愛煙家が快適に移動するためには乗車前後の動線管理が極めて重要です。現在、タバコを合法的に吸える場所と、移動中の現実的な対応策を検証します。
最も確実なのは、新幹線改札内または駅構内に整備されている指定喫煙所の事前利用です。東京駅、品川駅、新横浜駅、名古屋駅、京都駅、新大阪駅などの主要ターミナル駅では、新幹線コンコース内に換気機能付きの喫煙所が設けられています。乗車直前に喫煙を済ませておくことが最大の自衛策となります。
一方で、ネット上やSNSで時折見受けられる「停車駅のホームに出てサッと吸えばいいのでは?」という考えには重大な落とし穴が存在します。
まず、東海道・山陽新幹線の駅ホーム上にある喫煙所自体が大幅に削減・撤去されており、ホーム上で吸える駅は極めて限定的です。さらに、「のぞみ」の途中駅停車時間はわずか1分〜2分程度しかありません。ホームに出て喫煙しようとすれば、ドアが閉まって荷物や同行者を車内に残したまま取り残される危険性が極めて高くなります。
東京〜博多間(所要時間約5時間)などの長距離移動でどうしても我慢できない場合の合法的な手段としては、特急券を分割購入するか途中下車が可能な乗車券を活用し、主要駅で一旦下車して改札内コンコースの喫煙所を利用した上で後続列車に乗り継ぐスケジュールを組むのが賢明です。