映像の世界にとどまらず、舞台・演劇のフィールドでも彼女の才能は眩い光を放つ。とりわけ金字塔となったのが、スタジオジブリの名作を世界的演出家ジョン・ケアードの手で舞台化された『千と千尋の神隠し』だ。主演の千尋役として舞台に立った彼女は、身体全体から溢れ出るエネルギーで観客を圧倒した。
国内外の劇場で満員の観客からスタンディングオベーションを浴びたその姿は、まさに演劇界における新たな金字塔。劇場の広い空間の隅々にまで届く声量と繊細な感情表現は、彼女が持つ表現者としての稀有な才能をまざまざと見せつける結果となった。