車内でスマートフォンの充電が進まない最大の原因は、車両に備え付けられている標準USBポートの「給電能力不足」にあります。自動車メーカーが車載インフォテインメント用として設置している標準ポートの多くは、通信用(Apple CarPlayやAndroid Auto接続)を主目的として設計されており、出力は5V/0.5A〜1A(2.5W〜5W程度)にとどまる仕様が珍しくありません。
画面を常時点灯させ、GPS測位と4G/5G通信をフル稼働させるナビアプリは、それ単体で3W〜7W前後の電力を消費します。供給電力が消費電力を下回れば、充電ケーブルを繋いでいても残量が減っていくのは物理的に当然の結果といえます。この問題を根本解決するためには、アクセサリーソケットから高出力を取り出すシガーソケット USB 急速充電器の導入が必須となります。
車内 スマホ充電 電圧 電流 比較を行うと、USB Power Delivery(PD)規格に対応したチャージャーは、端末の要求に応じて電圧を5Vから9V、15V、20Vへと自動で引き上げます。短距離移動の多い日常使いにおいて、わずか20分〜30分の走行で実用レベルまでバッテリーを押し上げられるパワーは圧倒的なアドバンテージです。