ラーメン二郎越谷店の全貌解剖!非乳化の衝撃と初心者が知るべき鉄則

ラーメン二郎越谷店の全貌解剖!非乳化の衝撃と初心者が知るべき鉄則

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二郎のスープは大きく分けて、豚骨と脂が激しく混ざり合って白濁した「ド乳化」と、澄んだ豚の清湯出汁にカネシ醤油がストレートに立つ「非乳化」の2大水脈が存在します。越谷店のスープは、紛れもなく後者の頂点に君臨する非乳化 スープ 特徴を持ちます。 丼の表層には透明な液状油の層が美しく張り巡らされ、その下には漆黒の醤油スープが潜んでいます。レンゲで一口啜れば、キリリとエッジの立ったカネシ醤油の塩分と香ばしさが先行し、すぐ後から豚骨と豚肉から丁寧に抽出された濃厚な旨味が押し寄せてきます。濁りや雑味が徹底的に排除されているため、重たさを感じさせず、太麺の小麦の甘みを極限まで引き立てる設計です。 麺は二郎謹製の自家製極太平打ちオーション麺。越谷店の茹で加減は、硬すぎず柔らかすぎない絶妙なモチモチ感を宿しており、スープの吸い込みが抜群です。麺を天地返しして漆黒のスープに染め上げると、小麦色から褐色のツヤを放つグラデーションへと変化します。 そして、越谷店を語る上で外せないのが、ファンから「神豚」と称賛される分厚い煮豚です。 「越谷の豚は、繊維質がホロリと崩れるほど柔らかいのに、肉本来のジューシーな旨味が完全に閉じ込められている。醤油ダレの染み込み加減も非の打ち所がない」(長年通い詰めるラーメン愛好家の手記より) 大判で厚さ2センチを超えるような塊肉がデフォルトの小ラーメンでも2個惜しげもなく鎮座します。脂身の甘みと赤身の肉々しさが黄金比率で共存しており、多くの常連が豚増し(ぶた入り)を狙いますが、仕込み数に限りがあるため、昼夜問わず早い時間帯で「豚増し売り切れ」の赤ランプが点灯することも珍しくありません。 この圧倒的な完成度を支えているのが、店主の輝かしいバックボーンです。店主は、直系屈指のハイレベルな仕上がりで知られる名門店(新小金井街道店や野猿街道店、湘南藤沢店など多摩・神奈川系直系の重鎮)で長年にわたり腕を磨き上げた実力派。名店で培われた寸胴の温度管理、タレの調合技術、そして徹底した肉の仕込みが、越谷の地に最高峰の非乳化二郎として結実しています。

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。