日本史と世界史はどっちが有利?暗記量と難易度・失敗する選択基準

日本史と世界史はどっちが有利?暗記量と難易度・失敗する選択基準

日本史と世界史はどっちが有利?暗記量と難易度・失敗する選択基準の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点で紐解きます。

確実な合格を勝ち取るための大学受験 歴史科目の選択基準として、自身の資質と志望校の出題傾向を照合する診断基準を提示します。どちらを選ぶか迷っている高校生や浪人生は、以下のチェック項目をもとに自らの認知適性を見極めてください。

日本史(歴史総合・日本史探究)に向いている人の条件

  • 漢字の書き取りや同音異義語の識別に抵抗がない:「摂政・関白」の制度や人名の漢字ミスを絶対に防ぐ几帳面さがあること。
  • ひとつの物事を時系列順に深く掘り下げるのが得意:「なぜこの政変が起き、誰が失脚し、どのような法制が整えられたのか」という因果関係の鎖を追究することに知的好奇心を感じるタイプ。
  • 国語(現代文・古文)の読解力に自信がある:初見の史料問題や資料文を読み解き、エッセンスを抽出する言語的センスがあること。
  • 志望大学の二次・個別試験に史料問題が多く出題される:過去問研究の段階で、文化史や史料解釈のウェイトが高い大学を狙う場合。

世界史(歴史総合・世界史探究)に向いている人の条件

  • 地理が好きで、白地図を見ながら位置関係を整理できる:地名、山脈、河川、海域などの空間情報と歴史的事象をセットで頭にマッピングできるタイプ。
  • カタカナ語の暗記に抵抗がなく、異文化への興味が強い:ヨーロッパ、中国、西アジア、南アジアなどの文化や宗教の違いを楽しめる柔軟性があること。
  • 同時代における横の連動性をパズルのように組み立てられる:「16世紀後半、ヨーロッパで宗教改革が進んでいた頃、オスマン帝国や東アジアでは何が起きていたか」を俯瞰視点で繋げることが苦にならないタイプ。
  • 英語の長文読解など、グローバルな教養背景を補強したい:入試英語の長文テーマとして頻出する欧米史や国際関係史の知識を、歴史の勉強とシナジーさせたい場合。

【おすすめできない人の逆引き基準】

「カタカナが記号にしか見えず、人物名の識別ができない人」は世界史を絶対に避けるべきです。同様に、「地理感覚が極めて乏しく、地図上で地中海やインド洋の位置関係がピンとこない人」も世界史の配点上位層には到達できません。反対に、「漢字アレルギーがあり、似たような名前(藤原氏、足利氏、徳川氏など)の血縁関係を整理するのが苦痛でたまらない人」は、日本史を選択すると学習の初期段階で強い拒絶反応を起こすことになります。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。