好きな人を前にすると会話がプツプツと途切れてしまう背景には、無意識にやってしまいがちな3つの心理的エラーが存在します。
第一のエラーが「一問一答の面接官化」です。「趣味は何ですか?」「カフェ巡りです」「そうなんですね。休日は何をしてますか?」「買い物です」といったやり取りは、会話ではなくただの尋問です。相手からすると取り調べを受けているような圧迫感を覚え、言葉のラリーが成立しません。
第二のエラーは「クローズド・クエスチョン(Yes/Noで終わる質問)の乱用」です。「映画は好きですか?」「はい」で終わってしまう質問ばかりを投げかけると、質問する側が常に次のトピックを探し続けなければならず、あっという間に燃料切れを起こします。
そして第三のエラーが、自分の内面に意識が向きすぎる「自己監視過剰」です。「変に思われていないか」「つまらない人間だと思われていないか」と自分の評価ばかりを気にしていると、相手の表情や相槌のサインを見落とし、自然な会話のリズムが崩壊してしまいます。