2026年の読売ジャイアンツにおいて、中山礼都のバットが放つ存在感は日増しに高まっています。大きな転機となったのは、昨シーズン途中に敢行された外野守備への本格挑戦でした。もともと俊足と強肩を兼ね備えていたポテンシャルに加え、出場機会を貪欲に求めた結果、自己最多となる103試合に出場し7本塁打をマーク。球団公式サイトやスポーツナビのデータにも示されている通り、主軸候補としての力強い打球は一軍の舞台で確固たる武器として結実し始めました。
巨人の内野陣は、名手・吉川尚輝を筆頭に、高い守備力を誇る門脇誠や実力派の泉口友汰らがひしめく激戦区です。その中で中山が生き残る道は、単なる守備要員ではなく「打てる強打の内野・外野ユーティリティ」という希少価値でした。春先から東京ドームのグラウンドで見せるフリー打撃では、右中間スタンドへ鋭い放物線を連発。現場の球団関係者も「打球の初速とスイングスピードはチーム内でもトップクラスに成長した」と証言しており、打線の起爆剤として阿部監督のスタメン選考を悩ませる頼もしい存在へと変貌を遂げています。