1987年にフジテレビ系列でスタートした『志村けんのだいじょうぶだぁ』は、それまでのバラエティ番組の常識を覆すレギュラーコント番組だった。志村けんを中心に、田代まさし、石野陽子、松本典子らが繰り広げるショートコントの数々は、毎週高い視聴率を叩き出した。
なかでも番組の看板となったのが、志村と石野による一連のコントだ。石野陽子はただ指示通りに動くタレントではなく、志村の独特な視線や沈黙の意味を即座に察知し、完璧なタイミングでリアクションを返した。田代まさしら共演者とのチームワークも抜群で、スタジオは常に生の笑いと適度な緊張感に包まれていた。