岡山でごく普通の高校生活を送っていた少年の運命は、ある日突然一変した。地元で行われた映画のロケ撮影にエキストラとして参加した際、主演を務めていた広瀬すずの目に留まったのだ。「ものすごく顔が小さくて目立つ子がいる」。彼女の直感的な推薦が、大手芸能事務所である株式会社フォスターへの所属へとつながった。
スカウトを受けたものの、本人はすぐに上京を決めたわけではない。学業を疎かにしたくないという意志と、将来への慎重な姿勢があったからだ。結果として「大学進学に合わせて上京する」という選択が、芸能界入りの決定打となった。運命に背中を押されながらも、地に足をつけて未来を見据えていたことが窺える。