携帯が熱くなる原因と安全な冷まし方|放置Ngな危険サインと最新対策

携帯が熱くなる原因と安全な冷まし方|放置Ngな危険サインと最新対策

携帯が熱くなる原因と安全な冷まし方|放置Ngな危険サインと最新対策の注目されている理由をコンパクトにまとめました。全体像を一目で把握できます。

「熱くなったスマホを手っ取り早く冷やすために、冷蔵庫や冷凍庫に入れたり、ケーキ用の保冷剤を貼り付けたりしている」という話をインターネット上で見かけることがあります。しかし、デジタル機器の修理事例やメーカーの技術資料を検証すると、この行為は端末に致命的なダメージを与える最悪の悪手であることが明白です。

携帯が熱い 冷蔵庫 NG理由の根幹にあるのは、急激な温度差によって発生する「内部結露」です。真夏の室内に冷たい水を注いだグラスを置くと、表面に大量の水滴が付着する現象と同じ原理が、密閉されたスマートフォン内部で発生します。内部の空気中に含まれる微量な水分が急冷され、基板や集積回路、コネクタ部分に直接水滴となって付着するのです。

一度内部結露が発生すると、通電中の基板回路がショートして一瞬で基板が焼き切れる危険があります。また、基板の微細配線が腐食し、数日から数週間後に突然電源が入らなくなる「時限爆弾」のような故障を引き起こします。防水性能を謳うスマートフォンであっても、防水パッキンは「外部からの浸水」を防ぐためのものであり、内部で自ら発生した結露水に対しては何の防御力も持ちません。メーカーの保証規定でも、内部結露による腐食は水没扱いとなり、無償保証の対象外となるケースがほとんどです。

前田 葵
著者

前田 葵

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。