では、日本の街中でのパンツレス事情はどうなっているのでしょうか。原宿、渋谷、銀座といったトレンドの発信地を定点観測しても、セレブと同じようにショーツとタイツだけで歩く人物に遭遇することはまずありません。それもそのはず、日本においては軽犯罪法第1条20号(公衆の目に触れる場所でみだりに身体を露出した者)や各自治体の迷惑防止条例との兼ね合いが存在し、現実問題としてトラブルに発展するリスクが極めて高いからです。
しかし、トレンドが完全に無視されているわけではありません。日本のストリートでは、毒気を抜き、上品に昇華させたパンツレスコーデの着こなしとして再解釈されています。
国内で支持を集めている実践的なアレンジは以下の通りです:
- オーバーサイズテーラードジャケットのワンピ風着用:太もも中間まで隠れるメンズライクなジャケットの下に、極小のショートパンツを忍ばせる手法。一見するとパンツレスに見えながら、動いても下着が見えない絶対的な安全圏を確保します。
- シアースカート・シアーパンツとのドッキング:透け感のあるチュールやオーガンジー素材の下にマイクロ丈のインナーを合わせるレイヤード。下半身の輪郭を強調しつつも、布地で覆うことで「公序良俗の壁」をクリアします。
- 超高デニールタイツとロングブーツの併用:肌の色を完全に隠すマットな黒タイツに、膝上まで覆うサイハイブーツを組み合わせることで、露出面積そのものを最小限に抑えつつトレンドのシルエットをトレースします。
このように、パンツレス最新トレンドまとめとして国内市場を見渡すと、「下着で出歩く」ことではなく、「上半身を重厚にし、下半身を限界までミニマルに削ぎ落とすプロポーションのコントラスト遊び」として受容されている実態が浮き彫りになります。