老舗の真価!住友グループが描く事業再編と脱炭素の衝撃未来図

老舗の真価!住友グループが描く事業再編と脱炭素の衝撃未来図

老舗の真価!住友グループが描く事業再編と脱炭素の衝撃未来図にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。

事業再編の嵐が吹き荒れる中でも、グループの精神的基盤はびくともしない。その根底に流れているのは、創業家祖である住友政友が遺した商いの心得「文殊院旨意書」だ。「浮利を追わず」――目先の不当な利益に目を奪われず、信用と確実性を最優先するというこの戒めは、400年もの間、一貫してグループの倫理規範として受け継がれてきた。

一見すると保守的に映るこの哲学こそが、実は不確実性の高い現代において最大の強みを発揮している。目先のバブルや投機的流行に流されることなく、真に社会的価値のあるイノベーションへ持続的に資本を投入する決断力。持続可能な経営(ESG)が叫ばれる遙か昔から、住友のDNAには「公私一如」の精神が組み込まれていた。歴史に裏打ちされた高い倫理観が、投資家からの揺るぎない信頼を支えている。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。