クロスプラットフォーム時代を迎えた現在、Windows 11とmacOSの間で同一のファイルを開いた際にレイアウトが微妙に異なる現象も報告されている。これはOSごとのフォント描画エンジン(レンダリング)の違いと、インストールされている標準フォントのメトリクス(寸法情報)の違いに起因する。
サティア・ナデラCEOのもとで推進される「クラウドファースト」戦略により、Microsoft 365はプラットフォーム間の互換性を急速に高めてきた。ウェブ版Wordやモバイルアプリとの同期スピードも格段に向上している。しかし、ローカルOSのフォント描画処理を完全に同一化することは困難であり、マルチOS環境で作業するビジネスパーソンにとって、固定値による行間調整はOS間の表示ズレを防ぐ最強の防御策となっている。