ネット世界で「威嚇界のアイドル」として確固たる地位を築いているのが、レッサーパンダとミナミコアリクイだ。この二大巨頭が見せる威嚇ポーズには、それぞれ独自のメカニズムが存在する。
レッサーパンダは相手と対峙した瞬間、後脚だけで立ち上がり、バンザイをするように両前脚を頭上に高く掲げる。直立することで視点を高くし、相手を見下ろす体勢を作ろうとしているのだ。一方のミナミコアリクイは、前脚の巨大な爪を武器として誇示するため、胸を張り仁王立ちのポーズをとる。どちらも本気で相手を脅そうとしているのだが、丸みを帯びたフォルムと愛くるしい表情のせいで、まるで「お手上げ」や「ハグの要求」のように見えてしまうのが悲しくも微笑ましい。