アルコールに頼らない交流を好む若年層の増加も、文化のアップデートを加速させている。かつての「とりあえず生」という掛け声は姿を消し、ハーブや和果実をふんだんに使ったクラフトモクテル(無アルコールカクテル)が夏の主役に躍り出た。
都内の有名バーテンダーが手がけるノンアルコール専門イベントでは、生姜やシソ、薄荷を効かせた清涼感溢れる一杯が人気を集める。「お酒が飲めなくても気兼ねなく参加でき、翌朝も頭が冴えた状態で目覚められる」と参加者は語る。単に酔うためではなく、洗練された空間と会話そのものを楽しむ文化が根付き始めている。