近年のギフト産業における消費行動のトレンドは、「モノ」から「心に残る体験」や「パーソナルな共感」へと大きくシフトしている。SNS、とりわけInstagramにおいては、色鮮やかな生花の写真をハッシュタグ付きで投稿する若年層や30〜40代が増加しており、花は単なる贈答品を超えた自己表現のツールとなっている。
青山フラワーマーケットが発信するビジュアルデザインは、絶えずSNS上のトレンドを牽引している。野に咲く花の佇まいをそのまま切り取ったような「ナチュラル&ワイルド」な造形美は、写真映え(フォトジェニック)するだけでなく、インテリアに溶け込みやすい。3000円というギフトとして気負わせない価格でありながら、タイムライン上で目を引く圧倒的なセンスが、多くのファンを引きつけてやまない理由だ。