La'cryma Christiの活動休止後も、KOJIの音楽的探求心が留まることはなかった。彼が新たに始動させたALvinoでは、よりオーガニックでストレートなロック・ミュージックを展開。アコースティックギターを活かした温かみのあるソングライティングで、アーティストとしての新たな魅力を開拓した。
さらに表現の幅を広げた彼は、ユニットALICE IN MENSWEARを結成。シンセサイザーやシーケンサーを導入した電子音と、感情豊かな生ギターの完璧な融合を追求した。エレクトロニックな世界観のなかでも変わらぬ伸びやかなソロを響かせたその姿は、過去の栄光に固執することなく、常に「今の音」を泥臭く追い求め続けた生粋の挑戦者そのものだった。