なぜ夜中に目が覚める?眠りが浅い根本原因と朝まで熟睡する新常識

なぜ夜中に目が覚める?眠りが浅い根本原因と朝まで熟睡する新常識

なぜ夜中に目が覚める?眠りが浅い根本原因と朝まで熟睡する新常識とはどのようなものなのか? 専門的な分析を整理してお届けします。

眠りの浅さに悩む人が最も見落としがちなのが、呼吸器系の異常だ。日本睡眠学会の専門医らは、いびきをかかない「サイレント型」の睡眠時無呼吸症候群(SAS)が働き盛り世代を中心に急増している事態に強い危機感を示している。気道の狭窄によって血中酸素飽和度が低下すると、生命維持のために脳が緊急警報を発令し、強制的に睡眠段階を浅く引き戻す。

この血中酸素の乱高下は、一晩に何十回もの微小覚醒を引き起こすだけでなく、血管内皮に激しいダメージを与え、高血圧や心疾患のリスクを跳ね上げる。「毎晩7時間は横になっているのに疲れが全く取れない」というケースでは、本人が気づかないまま酸欠状態と覚醒を繰り返している構造的要因が潜んでいる可能性が高い。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。