実用一辺倒の市場トレンドとは一線を画し、走りの質感や個性を重んじるカテゴリーも独自の進化を続けています。
セダンは、重心の低さとキャビンとトランクの完全分離による圧倒的な静粛性・衝突安全性を持ち、長距離移動でも疲労が蓄積しにくい特徴があります。トヨタ「クラウン(セダン)」やレクサス「IS」だけでなく、メルセデス・ベンツ「Cクラス」やBMW「3シリーズ」といった輸入車勢は、今なおブランドの威信をかけて最先端技術をセダンに投入しています。
ステーションワゴンはスバル「レヴォーグ」に代表されるように、スポーツカー並みのハンドリングと大容量トランクを両立させ、アウトドアとワインディング走行の両方を愛する層に深く刺さっています。
クーペやオープンカー(マツダ「ロードスター」、トヨタ「GR86」など)は、後席や荷室の狭さという明確な割り切りが必要な反面、ステアリングを切った瞬間のリニアな応答性やオープンエアの非日常感など、他では絶対に味わえない体験価値を提供します。