魚の輪郭を手早く綺麗に描く最大のコツは、輪郭を一筆書きしようとせず、シンプルな幾何学図形に見立ててアプローチすることです。初心者でも迷わず描ける基本ステップを順を追って見ていきましょう。
まず最初のステップは、ボディとなる「横向きの楕円」を描くことです。ラグビーボールや水滴をイメージし、左側を少し丸く、右側に向かってすぼまるラインを意識します。この時点で完璧な曲線を描く必要はありません。少し丸みを帯びている方が、親しみやすいデフォルメ感が出せます。
続いてステップ2として、右端のすぼまった部分に「三角形」をつなげて尾びれを作ります。この三角形の中央を少しへこませるだけで、一気に魚らしい躍動感が生まれます。
ステップ3では、胴体の中心よりやや前方(左上)に黒目を描き、口元に小さな切れ込みを入れます。最後に背びれと腹びれを小さな三角または山型で添え、胴体にうろこを連想させる波線を2〜3本引くだけで、誰が見ても愛らしい横向きの魚が完成します。