昭和10年(1935年)に生を受けた方々は、日本の教育制度や社会構造が根底から覆った変革期をそのまま駆け抜けた世代です。就学期に太平洋戦争の開戦を迎え、学童疎開や空襲、戦後の新制学校制度への移行といった荒波を直接経験しました。
履歴書の確認や自分史の整理に役立つ、昭和10年生まれの標準的な入学・卒業年度は次の通りです(※4月2日〜翌年4月1日生まれの学年基準)。
- 1942年(昭和17年)4月:国民学校初等科(小学校)入学 ※戦時下教育体制
- 1948年(昭和23年)3月:小学校卒業(学制改革により新制小学校の卒業生に)
- 1948年(昭和23年)4月:新制中学校入学
- 1951年(昭和26年)3月:新制中学校卒業
- 1951年(昭和26年)4月:新制高等学校入学
- 1954年(昭和29年)3月:新制高等学校卒業
- 1958年(昭和33年)3月:4年制大学卒業(ストレート進学の場合)
昭和33年は東京タワーが竣工し、日本が高度経済成長の熱気に包まれ始めた年です。まさに焼け野原からの復興を若い労働力・頭脳として現場で牽引した中核世代であることが、この年表からも浮き彫りになります。