スペック上の数値がいかに優れていても、実走環境で役立たなければ意味がありません。SNSやアウトドアコミュニティ、ランニングアプリ内のログで囁かれるランナーのネットの反応と口コミを精査すると、驚くほど生々しい現場の評価が浮き彫りになってきます。
まず圧倒的に多いのが「美味しさによるメンタル回復」を挙げる声です。
『30kmを過ぎてエナジージェルを想像するだけで吐き気がしていたが、ワッフルならスッと喉を通った』
『甘ったるいシロップ漬けではなく、焼いた生地の香ばしさと優しいハチミツの甘みが絶妙。レース中の唯一の救いになった』
こうした意見は、ウルトラマラソンや100マイルのトレイルレースを走るシリアスランナーの手記にも頻繁に登場します。極限状態における「美味しい固形物を咀嚼する行為」は、副交感神経を適度に刺激し、パニックになりかけた脳をリフレッシュさせる心理的効果を持ち合わせています。
一方で、ハニースティンガーワッフル評判の中にはリアルな注意点も散見されます。代表的なのが「水なしで飲み込もうとすると口内の水分を持っていかれる」という指摘です。ソフトベイクとはいえ焼き菓子であるため、給水所の直前やドリンクを手に持った状態での摂取が前提となります。また、「真冬の氷点下の山では中のシロップが固くなり、噛むのに少し力が必要だった」という季節要因の報告もあり、後述するシーン別の工夫が求められます。