学校教育の家庭科や保育園・学校給食の現場では、学習者の年代や理解度に合わせて柔軟な指導基準が敷かれています。
小学校低学年向けの食育指導では、複雑さを避けるために献立表の3色分けから醤油や塩、コショウなどの調味料をあらかじめ除外して記載することが主流です。子どもたちに「主食・主菜・副菜」の概念を直感的に掴ませることが最優先されるためです。
一方、中高生の家庭科や栄養士養成課程では、「基礎食品群は大まかな栄養バランスを整えるためのツールであり、微量栄養素や調味料は別途計算・管理する」という原則を学びます。文部科学省の食に関する指導の手引においても、調味料は日常の食事摂取基準を満たすための「味の調整役」として、主要6群とは明確に区別して指導されています。