医療機関での治療と並行して、日頃の生活習慣を見直すことで残尿感の軽減が期待できます。特に有効とされているのが、膀胱や尿道を下から支える筋肉を鍛える骨盤底筋トレーニングのやり方です。
効果的な骨盤底筋トレーニングの手順
- 基本姿勢:仰向けになって両膝を軽く立て、足を肩幅程度に広げます(慣れれば座った状態や立ったままでも可能)。
- 引き締め運動:尿道・膣・肛門全体をキュッと体幹の内側へ吸い上げるようなイメージで力を入れ、5秒間キープします。
- 完全なリラックス:ゆっくりと力を抜き、10秒間完全に緩めます。
- 反復:この「締める・緩める」を1セット10回とし、朝・昼・晩など1日3〜4セットを目安に継続します。
生活面では、利尿作用と膀胱刺激作用を持つカフェイン(コーヒー・濃い緑茶)やアルコール、香辛料の過剰摂取を控えましょう。また、冷えは骨盤内の血行を悪化させて残尿感を助長するため、ぬるめの湯船に浸かって下腹部を温める習慣をつけることが推奨されます。