政府が推進するマイナポータルとの自動連携。医療費控除やふるさと納税のデータが自動で取り込まれる便利な機能だが、初期設定の複雑さがネックになっている。暗証番号のロック解除や、スマートフォンのICカードリーダーの読み取りエラーなど、税金そのものとは関係のないトラブルでつまずく人が非常に多い。
「システムが便利になったと言うが、そこに行き着くまでのハードルが高すぎる」と、相談に訪れた60代の男性はこぼす。結局、そのエラーを解決するために税務署の特設コーナーへ駆け込むという、本末転倒な事態が日常茶飯事となっている。