結論から申し上げますと、お好み焼き粉の代用でもんじゃ焼きは極めて美味しく作れます。ただし、普段のお好み焼きと同じ感覚で水を入れてしまうと、単なる「薄いお好み焼きの生焼け」になってしまいます。
もんじゃ焼き特有の「表面は香ばしくパリッと焦げ、中心部はトロリと半透明に固まる食感」を生み出すためには、思い切った加水が必要です。検証を重ねて導き出した基本の黄金比(1〜2人前)は以下の通りです。
・お好み焼き粉:30g(大さじ約3杯)
・水(または冷たい和風だし):300ml〜320ml(粉に対して10〜11倍の水の割合)
・ウスターソース:大さじ2(約30ml)
・しょうゆ:小さじ1
・和風だしの素:小さじ1/2(粉にだしが含まれている場合は省いても可)
お好み焼き粉にはあらかじめ昆布や鰹のエキス、食塩が含まれている製品が多いため、市販の小麦粉(薄力粉)から作る場合よりもベースの旨味が濃厚に仕上がるという大きなアドバンテージがあります。この水分比率を守るだけで、粉っぽさや重さを一切感じさせない本格的な生地が完成します。