アートメイク直後の肌は、医学的には「擦過傷(すり傷)」に近い状態です。針によって微小な孔が無数に開けられており、皮膚のターンオーバーと創傷治癒プロセスが同時に進行しています。ここで最も避けるべきは、傷口から色素が浸出液とともに流れ出してしまうこと、そして水道水中の雑菌による感染トラブルです。
眉アートメイクの洗顔当日について、多くの美容クリニックでは「施術部位を濡らさないこと」を絶対条件としています。首から下のシャワーや、眉を避けたフェイスライン・口元の拭き取り洗顔は当日から可能ですが、施術部位そのものに水をかける行為は最低でも丸24時間(推奨は48時間)禁止とされています。
創傷治癒の観点から見ると、施術後48時間から72時間にかけて表皮の再上皮化が進み、薄い保護膜が形成されます。一般的な目安として、アートメイクのアフターケア期間である約7日間(1週間)を過ぎるまでは、施術部位を直接ゴシゴシ洗う行為や洗浄力の強い洗顔料・クレンジングの使用は厳禁です。