筆者が平日の16時および休日の夕刻に現地へ足を運び、通行人や酒場を楽しむ客、そしてSNS上で交わされているリアルな評判を検証しました。ネット上の口コミと実際の現場では、どのような手応えの差があるのでしょうか。
SNSや口コミプラットフォーム上で目立つのは、やはりそのノスタルジックな景観への賞賛です。「改札から10秒で異世界にワープできる」「この昭和の雰囲気を残しているのは神奈川県内でも奇跡」といった熱狂的な投稿が多く見受けられます。近年ではスマートフォンのカメラを片手に、レトロな路地裏の構図を撮影する若い観光客やカップルの姿も日常的になりました。
一方で、現場観察を通して見えてくるのは、「独特のローカルルール」に対する戸惑いの声です。某グルメサイトのレビューや5chなどの掲示板では、次のような指摘も散見されます。
「通路が極端に狭く、混雑時は通行人と飲んでいる人の背中がぶつかる」「立ち食いの焼き鳥店では長居が無粋とされ、注文の手順に少し緊張した」「清潔感や完全分煙を求める人には正直おすすめできない」
実際に現地に立つと、足元は昔ながらのアスファルトやコンクリート敷きで、トイレ設備は決して最新とは言えません。しかし、そうした不便さや無骨さを含めて愛好するファンが、長年にわたってこの街の熱量を下支えしている様子がはっきりと伝わってきます。