ネット上の掲示板やSNS、インテリア投稿アプリには、防水パン上ラックを導入したユーザーからの率直な本音が溢れている。ポジティブな声の大半は、やはり「視覚的ストレスの解消」と「家事効率の改善」だ。
「洗濯機周りの掃除が年1回の大掃除から週1回のクイックルワイパーに変わった」「防水パンの段差に足を取られなくなり、洗剤ボトルを床置きしなくて済むようになった」といった満足度の高い口コミが目立つ。特にスペースが極めて限られている日本の都市型マンションやアパートにおいて、幅15cm前後の隙間が収納スペースとして機能するメリットは計り知れない。
しかし一方で、現場取材からは見過ごせない不満やトラブルの報告も上がっている。
【利用者のネガティブな生の声・トラブル例】
- 配管ホースの干渉:「排水ホースが上向きに大きく湾曲して配管されており、ラックを置こうとするとホースを強く圧迫してしまい使えなかった」(30代女性・賃貸アパート住まい)
- 振動による共振音:「脱水時の激しい揺れで、スチール製のカバーと洗濯機の側面が接触して『ガタガタガタ』と大きな異音が発生した」(40代男性・ドラム式洗濯機使用)
- 防水パンの縁の形状:「四隅が盛り上がっているタイプの特殊な防水パンで、ラックの脚が安定せず傾いてしまった」(20代女性・単身向けマンション)
特に賃貸住宅における洗濯機排水口カバーの設置では注意が必要だ。多くの賃貸物件では退去時の原状回復が義務付けられており、備え付けの排水パーツを勝手に加工することはできない。また、管理会社指定の定期排水管高圧洗浄の際にはカバーを速やかに撤去できる状態にしておく必要がある。固定両面テープなどで頑丈に接着してしまうと、点検時に剥がせなくなりトラブルを招く恐れがある。