進路選定における現実的な判断材料として、主要3学部(工学部、情報科学部、経営学部)の難易度指標を精緻に把握しておく必要があります。
工学部は、機械学科、電気学科、応用化学科、土木工学科、建築学科など多岐にわたる専門領域を有します。偏差値は45.0〜52.5のレンジで推移しており、共通テスト利用入試の得点率ボーダーは60%〜68%程度です。特にモビリティ工学や電気電子分野は地域産業からの需要が根強く、一般選抜でも手堅い倍率が維持されています。
近年激戦が続く情報科学部(情報科学科:コンピュータシステム専攻、メディア情報専攻など)は、偏差値50.0〜55.0をマークしています。共通テスト利用のボーダーラインは68%〜75%に達する方式もあり、地方国公立大学工学部との併願先として選定されるケースが目立ちます。プログラミング適性や数学的思考力を重視する独自配点の試験方式も導入され、学力上位層の流入が進んでいます。
文理融合型の学びを提供する経営学部(経営情報科学科:経営情報システム専攻、スポーツマネジメント専攻)は、偏差値47.5〜52.5、共通テストボーダーは62%〜70%前後です。文系受験生でも出願しやすい数学・英語必須型などの入試設計が施されており、ITビジネスやデータ分析を学びたい受験生から厚い支持を集めています。
推薦入試の状況については、指定校推薦枠を中京圏の工業高校や普通科進学校に広く配分している一方、公募制推薦や総合型選抜では人気専攻の実質倍率が2.0倍〜3.5倍に達する学科もあります。出願要件となる評定平均値のハードルや面接・基礎学力テストの厳正化が進んでおり、早期合格を目指す場合でも周到な論述・学力対策が不可欠です。