閉鎖決定後、施設は立ち入り禁止となり、敷地を囲む仮囲いの設置と東神トラックステーション解体工事が本格的に進められました。かつて大型トラックがひっきりなしに出入りしていた巨大なアスファルト舗装と鉄筋構造物は完全に撤去され、一時期は広大な更地が広がっていました。
気になるその後の跡地利用計画ですが、現場である川崎市宮前区水沢エリアは、東名川崎インターチェンジから車で数分、かつ尻手黒川道路に面し、川崎市中央卸売市場北部市場に隣接するという、首都圏の物流用地として極めて希少価値の高い一等地です。
この地理的利点を活かし、跡地は民間の大手物流デベロッパーや流通関連事業者によって再整備が進められました。広大な平面駐車スペースと管理棟跡は、最新の環境負荷低減基準を満たした高機能な先進的物流中継施設・流通ハブとして生まれ変わっています。
旧来のような「誰でもふらりと立ち寄ってラーメンをすすれる大衆食堂」の姿は失われたものの、首都圏のラストワンマイル輸送を担う重要インフラとして、現在もその土地は日本の物流網の動脈を支え続けています。