スチームヘアアイロンは逆に傷む?潤いと熱ダメージの真相を徹底解明

スチームヘアアイロンは逆に傷む?潤いと熱ダメージの真相を徹底解明

スチームヘアアイロンは逆に傷む?潤いと熱ダメージの真相を徹底解明について見逃せない ポイントを厳選して解説いたします。

スチームヘアアイロンのポテンシャルを100%引き出し、熱ダメージを最小限に抑えるためには、プロが実践する4つのステップを厳守することが不可欠です。

第1に、アイロンを通す前の「完全ドライ」です。タオルドライ後の濡れた髪にいきなり当てるのは厳禁です。ドライヤーで根元から毛先まで水分を完全に飛ばし、湿り気が一切残っていない状態を作ります。

第2に、丁寧な「ブロッキング」です。一度に大量の毛束をプレートに挟むと、外側だけが過熱されて内側にスチームが行き届きません。耳前・耳後ろ・後頭部と、幅3〜4cm、厚さ1cm程度の毛束に小分けして挟むことで、1ストロークで均一な熱伝導が可能になります。

第3に、スライド速度の黄金比です。推奨温度は140℃〜160℃(太い剛毛でも180℃まで)。プレートで毛束を挟んだら、根元から毛先に向かって「1秒間に約5cm」の一定速度でゆっくりと滑らせます。途中で手を止めたり、同じ毛束に何度も連続で熱を通したりしてはいけません。スチームの熱伝導により、1回のスライドで驚くほど真っ直ぐに定着します。

第4に、スタイリング直後の「クーリング」です。熱が抜ける瞬間に水素結合が固定されるため、アイロンを通した直後の温かい髪には手を触れず、数秒間熱を冷まします。熱が冷めてから毛先にオイルを薄くなじませることで、湿気を遮断し、夜まで崩れない極上のツヤ髪が完成します。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。