ナイトズーが熱狂的な支持を集める最大の理由は、昼間には決して見ることのできない動物たちのダイナミックな変貌にあります。照明設計も動物たちの概日リズム(体内時計)に極力負荷をかけないよう、アニマルウェルフェア(動物福祉)に配慮した波長の抑制された間接光が採用されています。
現地を訪れた来園者への聞き取り取材やSNS・口コミ評判でも、とくに感嘆の声が多く寄せられるのが以下のエリアです。
① 覚醒する夜行性獣舎(食肉小獣・ライオン・ジャガー)
昼間は日陰で丸まり微動だにしない大型肉食獣が、18時を過ぎて黄昏時を迎えると一変します。唸り声を上げながらガラス際を精力的にパトロールするライオンや、木の上から鋭い眼光を放つジャガーの緊迫感は、昼の展示では味わえない野生本来の迫力に満ちています。
② コアラのディナータイム(コアラ舎)
1日に約20時間近く眠ることで知られるコアラですが、夕方に新しいユーカリの枝が補充されるタイミングに合わせて活動を開始します。モグモグと一心不乱に葉を食み、愛らしく木から木へと飛び移る姿は、ナイトズー屈指のシャッターチャンスとなります。
③ 幻想的な光の回廊「植物園温室前館」のライトアップ
動物園エリアの喧騒から少し足を伸ばした植物園エリアでは、現存する日本最古の公共温室(国の重要文化財)がドラマチックにライトアップされます。水面に反射する柔らかな光と亜熱帯植物のシルエットが織りなす空間は、カップルのデートコースとしても極めて高い評価を獲得しています。