全盛期には見ない日がないほどテレビ出演をこなしていたガッツ石松さんですが、現在レギュラー番組を持たない最大の理由は、「芸能活動のペースダウン」と「プライベートの充実」にあります。
若い頃から芸能界の第一線で走り続けてきたこともあり、70代に入ってからは過密スケジュールを伴うバラエティ番組のひな壇出演をセーブ。体力を要する長時間のスタジオ収録や過酷なロケからは身を引き、自身が本当に意味を感じる仕事や、ボクシング界への恩返しとなる活動に厳選してオファーを受けています。
家族との時間を最優先にし、無理のない範囲で公の場に出るというスタンスは、長年過酷な勝負の世界で生きてきた元世界王者にとってごく自然な選択です。テレビで見かける機会が減ったのは病気のせいではなく、豊かな晩年を過ごすための意図的なシフトチェンジでした。