渡辺さんとの破局後、山口さんは生涯にわたって独身を貫くことになりました。その背景には、何よりも最優先だった父親への深い愛情と介護生活、そして自身の完璧主義で一途な性格があったと言われています。自立した一人の女性として凛と生き抜く道を選んだのです。
ところが2012年3月、あまりにも突然の悲報が届きます。山口さんは横浜市内の自宅で倒れているところを発見され、死因は心不全、51歳という若さで帰らぬ人となりました。
この訃報を受け、かつての恋人であった渡辺正行さんは報道陣の前で追悼のコメントを発表。瞳を潤ませながら「とても優しくて、真面目で、繊細な人でした。僕にとって本当に素晴らしい思い出をくれた女性です」と語り、若すぎる別れを心から悼みました。別れてから長い年月が経っても変わらない敬意と絆が、多くの人々の胸を打ちました。