りくりゅうペアを見る人の多くが心を奪われるのが、氷上・氷外を問わない濃密なスキンシップです。キスクラ(キス・アンド・クライ)で得点を待つ間に自然と肩を寄せ合い、頭をポンポンと叩く姿や、ミスをしたパートナーを包み込むような力強いハグは、まるでドラマのワンシーンのような甘い雰囲気を醸し出しています。
このスキンシップの多さこそが熱愛疑惑の最大の火種となってきました。しかし、フィギュアスケートのペア競技において、身体の接触や精神的な同調は競技力に直結する重要な要素です。リフトやツイストなど、命の危険すら伴う大技を成功させるには、コンマ1秒の狂いも許されない信頼関係が欠かせません。
2人のハグや手繋ぎは、意識して作られたパフォーマンスではなく、極限のプレッシャーを共に乗り越えてきた者同士にしか生まれない「心身の同調現象」と言えます。ファンが「付き合っているようにしか見えない」と感じるほど、2人の波長は完璧に一致しています。