ユメノバの中核をなすのが、国立科学博物館と広沢グループの協同によって実現した「科博廣澤航空博物館」です。航空ファンのみならず、近代産業史に興味を持つ多くの来場者が足を止める理由がここにあります。
なかでも最大のハイライトは、戦後初の国産旅客機「YS-11」量産初号機(登録記号JA8610)です。かつて羽田空港で保管されていた貴重な機体が解体・移送され、熟練技術者の手によって美しく再組み立てされた姿は圧巻の一言。さらに、世界的にも現存数が限られる「零式艦上戦闘機(零戦)」をはじめ、歴史を彩った名機が屋内外に展示されており、当時の技術者の息遣いが伝わってくるかのような臨場感に包まれます。
展示空間は単なる陳列にとどまらず、機体の機構や空力設計の背景を学べる解説パネルが充実しており、子どもたちの知的好奇心を刺激するエデュテインメント空間として機能しています。